こんにちは、ハヤシヨシナカです。
フリーランス/一級建築士として設計業を行いながら、2014年に不動産(中古マンション)を購入したのをきっかけに、不動産賃貸(大家)業を楽しんでいます。
不動産賃貸(大家)業は、サラリーマンも自営業の方でも、多くの方が副業として行える事業の一つで、かつ将来向けての資産形成としても有効な投資スタイルのひとつです。
このブログでは、私が不動産賃貸業で学んできた知識や、投資スタイル、失敗談などを経験をもとにお話しさせていただいてます。
さて、そもそも日本国内における「不動産」とは何でしょうか!?
土地やそれに定着する建物・立ち木など。物のうち容易にその所在を変えることが出来ないもの。
不動産の定義
①民法で規定する不動産は、土地及び土地に定着している物をいう(86条1項)。
※それ以外は「動産」という。
②定着物には、建物、立木、橋、石垣などがあたる。
③土地と建物は別々の財産として扱われる。(登記簿も土地、建物とそれぞれ別々になっている)
「不動産」と「動産」の定義
「不動産」とは字のとおり、動かすことができない財産(土地及び土地に定着している物)とする。
「動産」とは、動かすことができる財産のことで、不動産以外のものは、すべて動産とする。
「不動産」と「所有権」
日本は私有財産制のため、土地や建物などの不動産を個人または、私的団体で自由に所有することができます。なお、現時点では外国人にも同様に所有を認めています。
・外国人名義で不動産を購入できない。
ミャンマー、インドネシア、ヨーロッパの一部 等
・外国人名義で住居の所有は可能、土地の購入は不可
シンガポール、モンゴル、フィリピン、タイ 等
「不動産」とは字のとおり、動かすことができない財産の為、立地がとても大切です。
✔不動産物件(立地)を検討する上で、知っておくとよい知識
①不動産登記簿の見方
②都市計画法(市街化区域、市街化調整区域、用途地域、防火地域)
③建築基準法の道路と敷地の関係性(接道義務)
④建築物の構造の特徴(木造、鉄骨造(S造)、鉄筋コンクリート造(RC造/壁式造))
その多くが建築基準法または宅建業法に関係することで、細かく知識を付けようとすると、大変な量となりますが、各々のポイントを押さえておくだけで、十分に不動産投資に活かすことができ、成功確率を大きく上げることができ、リスクを回避することができます。
不動産投資は非常に高額な場合もあり、その取引に関連するトラブルも多く聞こえてきますが、自分で物件を読み解く知識が付く事で、安全な投資(賃貸業)となります。